名古屋場所千秋楽 | 下手出し投げ

名古屋場所千秋楽

更新がままならない間に色々なスポーツが繰り広げられました。そこで昨日終わった名古屋場所について記事にします。

幕内後半戦の結果

黒海9-6(おしだし)高見盛10-5
普天王10-5(不戦勝)海鵬8-7
若の里11-4(ひきおとし)琴欧州12-3
琴光喜7-8(よりきり)魁皇10-5
朝青龍13-2(よりたおし)栃東9-6


という結果に終わり2敗で並んでいた琴欧州が破れ、結びで朝青龍が勝ち初の5場所連続優勝を飾った。自身は大鵬の持つ6場所連続優勝や、年間6場所制覇と次なる目標に向けてまた突き進むのであろうか?


また殊勲賞には琴欧州、敢闘賞には黒海、そして技能賞にはアメブロガー普天王関!!おめでとうございます。とにかく初の前頭三枚目でいきなり魁皇、千代大海を撃破!横綱には負けはしたが、その後も星を延ばして、白鵬、琴光喜、若の里らにも勝った。これはすごいことである。過去にこういった初の前頭上位や、三役ともなると大関、横綱にまずは格の違いを見せ付けられるはずだが、琴欧州や、普天王のように結果を出すことはそれだけ上位との差がないのであろう。


アメブロガーとしての応援も三月場所からになるがここまであっという間に茶の間に知れ渡るほど出世が早いのも驚きますね、幕内すぐの番付だとなかなか意識しないと放送を見られなかったのだが、今場所は5時過ぎから必ず見れば取り組みを見ることが出来た。


先場所までは横綱の独壇場でつまらなかったのだが、来場所からも是非最後までわからない熱い場所にしてほしいです。それには関脇になるであろう琴欧州、小結に上がるだろう普天王、返り関脇の若の里、また黒海や高見盛も前頭の上位に入ると思うし、楽しみです。


一方休場した白鵬にも来場所は怪我を治して復活してもらいたい。初場所で15日のうち初日に朝青龍を苦しめたただ一人のインパクトはいまだに鮮明に残っています。その実力からは想像できないほど、引いてしまう相撲が目立ち結局休場。


まだ落ちるには早すぎます。是非白鵬には奮起してもらいたいですね。また魁皇も満身創痍の相撲が痛いほど伝わってくる。右上手を取っての力の強さは最強である。しかし相手もそれを知ってか右からの攻めに転じて、上手を取らせてくれない。


その辺違った形にもしっかり対応できるように怪我を治して頑張って欲しいです。友綱親方も貴乃花に無視されて怒っているみたいですからね。また先場所快進撃で大関候補になっていた琴光喜は7勝8敗で負け越し、来場所は小結あたりか。


岡崎出身で盛り上がったのだがキレがなくて残念でした。頑張れ。とにかく1横綱3大関の状態が長い最近、来場所も関脇以下の力士の番狂わせが場所を盛り上げることは間違いない。琴欧州もまだ今場所が17場所目、最短優勝の記録も夢ではないはずです。今ある記録は貴乃花の初土俵から24場所なので、更新も時間の問題かと思います。


それにしても強いこととは別にして、朝青龍ひとりに相撲界がかき乱されている気もする。立会いの手つきがどうみても不十分だし、また倒した相手や土俵を割った相手にさらにもう一発突き飛ばしたり、昨日もガッツポーズを見せたり、懸賞金もどうだ!と言わんばかりの顔で取る。


なんともみんなもそれに慣れてしまっているのだと思うが、どう見ても変に見える気も否めない。礼のある国技であるが、ここまで外国人力士がいるのだから雰囲気が変わるのは仕方ないが、なんでもありにはなって欲しくないですね。


クールに強さを見せるのは難しい事とも思うけど、その辺琴欧州のような仏頂面でクールに取り組みをする力士もわたしは好きですね、普天王もブログとのギャップに驚いてます。来場所も熱く行きましょう。